Standard lineスタンダードライン

私たちのスタンダードラインを一言でいえば、Modern Craft (現代の仕立て) です。
フルオーダー同様にお客様一人ひとりの型紙を作成し、縫製工場で縫い上げるデジタル×職人技の相乗で実現するMTM（セミオーダー）です。

CAD+手描き型紙のハイブリットを核に、身体にバランスよく寄り添う佇まいを保ちながら高いフィット感と立体感を実現します。そして自由度の高い信頼できる縫製工場と連携することでハンドメイドラインの約半分の納期と価格で提供します。

理にかなった精度と誠実さ――それが新たな“スタンダード”としての私たちの答えです。

Standard lineセミオーダー

¥90,000~(+tax)

ボリューム帯
¥135,000~180,000(+tax)

制作期間：約1.5ヶ月※

※生地・仕様により価格は前後します。
※製作期間は繁忙期などにより異なります。

体型が標準より大きくと異なる場合には、私たちが裁断仮縫いまで行う仮縫いオプションをおすすめしています (+25,000円)

Features特徴

ゲージ服

テーラー新屋のゲージ服は再利用可能な仮縫い服を使用しています。実際に袖を通して肩パッドの増減、前後バランス、稼働時のシワの流れまで確認可能。必要に応じて分解し、表から見えない箇所も検証します。これにより無駄の少ないプロセスで着心地と見た目の両立を図ります。
自社設計CAD

現役のビスポーク裁断師が1から設計したパターンCADを採用。体型補正や修正を前提に作っているため、肩傾斜、前肩、左右差などの個別要素の補正に自在に対応します。
胸度式

胸を基準に、肩幅、前後バランス、ウエスト位置、裾の広がり等を“均等”に合わせ込む方式。ペルソナを設定したゲージ服と自社CADを併用し、体格差は補正で吸収しつつ全体の見映えバランスを優先します。

私たちのMTM

①一般的なMTMは採寸後に工場が用意したゲージ服で体型を確認し、体型補正の指示を元に工場が補正・修正して仕立てます。
②こだわりのあるお店のMTM(自店型紙登録)はあらかじめ縫製工場に自店専用の型紙を登録。自店のゲージ服で補正をし、その指示を元に工場が補正・修正して仕立てます。
③こだわりのあるお店のMTM(都度型紙作成／セミビスポーク)は型紙作成まで自店で行い(一般的には仮縫い付きで)、一客一型紙を起こしてから工場で縫製します。工場縫製であっても設計はフルカスタム。市場ではビスポークと呼ばれる場合もありますが、実態としてはセミビスポークに相当します。

当店は上記②と③を組み合わせたアプローチです。
S~3XLの骨格原型 (直線と要点のみを持つ原型) をCADで精密に整え、再利用可能な7種の仮縫いゲージ服をご用意。ご試着で得た体型補正をCADに反映し、補正済みの骨格原型をプロッターで出力します。その上で裁断師がフロントや袖山、襟のカーブ、ウエストの絞りなどをグレーディングではなくフリーハンドで最終整形し、一客一型紙を作って縫製します。

	テーラー新屋のスタンダードライン	A店	B店	C店
シルエット	お店のシルエットパターン	工場が持っているシルエット	事前にお店のパターンを工場に渡してグレーディングしてもらう	お店のシルエットパターン
ゲージ	お店で作った仮縫い服	工場のパターンで制作したもの	事前に渡したパターンを元に作成	使用しないのが一般的
仮縫い (オプション)	お店で裁断・仮縫い・組み立て	生地を工場に送り工場が裁断	生地を工場に送り工場が裁断	お店で裁断・仮縫い・組み立て
補正	お店で補正	補正伝票に記載されたものを工場が補正	補正伝票に記載されたものを工場が補正	お店で補正
縫製	工場で縫製	工場で縫製	工場で縫製	工場で縫製

お仕立て代

※表示価格は税別です。
※先地は下記の価格の＋10％で承っております。また、特殊デザインは＋20％〜、特別裏地付属は実費分をいただいております。

	ハンドメイドライン	スタンダードライン
スーツ	¥270,000〜ボリューム帯 ¥330,000~380,000	¥90,000〜ボリューム帯 ¥135,000~180,000
ジャケット	¥210,000〜	¥65,000〜
スラックス・ベスト	¥90,000〜	¥35,000〜
シャツ	–	¥19,000〜
オーバーコート	¥270,000〜	–
タキシード	¥320,000〜	–
剣物	¥370,000〜	–