TOP > コラム

blog

予約フォーム設置のお知らせ

静岡県のテーラー新屋のダイスケです

 

令和5年8月より、お客様にはごゆっくりと生地やデザインを決めていただきたく、「お問い合わせ」内に新たに予約フォームを設置いたしました

 

http://www.tailor-shinya.com/contact

 

事前予約のお客様を優先に、接客対応をさせていただいております

お電話または予約フォームよりご予約をお願いします

今後もお客様一人ひとりに向き合いスーツを仕立ててまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます


スペンサージャケットの興味深い起源

はじめまして、新人の大河です。

昨年の4月から修行しています。

 

今回の話はスペンサージャケットです。スペンサージャケットは本来、6釦3つ掛け式の尾のない燕尾服型のジャケットまたはコートを指します。このオリジナルのスペンサージャケットは1790年に見られるようになり19世紀では男女の区別なく上流社会で流行し、1850年代に廃れたことが伝わっています。

 

ところで、このスペンサージャケットの起源には2つの興味深い説があることをご存知でしょうか?

どちらの説も18世紀末の貴族、ジョージ・ジョン・スペンサーの失態から生じたものである。

 

一つはスペンサー卿が狩場で焚火を囲んでいた際に、着ていた狐狩り用の燕尾服の尾っぽを綺麗に焼いてしまい、それがたちまち社交界に伝わり流行の最先端を切るものになってしまったという説。

 

もう一つは同じくスペンサー卿が騎馬で遠乗りに出かけた際に、何かのはずみで突然馬から振り落とされ、その拍子に乗馬服の尾っぽと袖が引きちぎれてしまった。

この一件がたちまち仲間の紳士たちに知れ渡り、一世の流行にまでなってしまったという説。

 

つまり「焚火説」と「落馬説」があり、いずれも1789年頃の出来事だったとされています。どちらも滑稽な説ですが皆さんはどちらの説を信じますでしょうか?

 

 


【令和4年度】優秀技能士を受賞しました【静岡県】

静岡県のテーラー新屋のダイスケです

前回の記事が2020年4月ということでだいぶ時間が空いてしまいました(インスタは更新しています!)

 

 

昨年の11月24日、清水テルサにて静岡県技能士会連合会より優秀技能士(紳士服製造部門)として表彰していただきました

この賞は、県内で「優れた技能を持って産業の発展に寄与し、技能士の模範として認められた人物」に与えられるようです

職人の世界は50代60代でもまだまだ若手で、今回賞をいただいた中で最年少でした

 

 

 

 

いただいた賞に恥じぬ洋服づくりを今後とも続けていきたいと思います。また今年は若手育成にも力を入れていきたいと思います

テーラー新屋は職人を目指す若者を応援しています


PAGE TOP